13.アメリカ独立宣言

では、1776年6月28日に起草されたアメリカ独立宣言の内容につい簡単に見ていきましょう。全部書いても読むのが嫌になっちゃうので大切なところだけ抜粋しますよ。

「我らは次のことが自明の真理であると見なす。すべての人間は平等につくられている。創造主(神)によって、生存、自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられていること。これらの権利を確保する為に、人は政府という機関をつくり、その正当な権力は被支配者の同意に基づいていなければならないこと。もし、どんな形であれ政府がこれらの目的を破壊するものとなった時には、それを改め、または廃止し、新たな政府を設立し、人民にとってその安全と幸福をもたらすのに最もふさわしいと思える仕方で、新しい政府を設けることは人民の権利である。」

まあ、簡単にいってしまえば、「私たちは神様から生存、自由、幸福の追求の権利を与えられているので、それを確保する為に政府がつくられているのであって、その政府が私たちの権利を侵すような場合は、その政府を壊して新しい政府を作らなければならない!」、と言っています。当時では考えられたない斬新的な政治体制ですね。

このアメリカ独立宣言の起草者はトマス・ジェファソン